近年では、AIの発展に伴い、AI半導体が果たす役割がますます重要になっています。データ量の増加や処理システムの高度化に対応する技術革新が求められる中、AI半導体分野は新たなビジネスチャンスを創出しています。

本セミナーでは、AI半導体産業の現状と課題、設計・マーケティング戦略、最先端の応用システムについて、各分野の専門家が解説します。GPUクラスタや富岳LLMといった事例を交えながら、AI処理の特性や今後の進化トレンドも取り上げます。AI技術の未来を読み解く絶好の機会となりますので、ぜひご参加ください。

 

プログラム

時間

セミナー内容(一部変更する場合がございます)

13:05〜14:35

「AI半導体産業とビジネス(仮題)」

講師:河崎 俊平 氏(一般社団法人日本RISC-V協会 代表理事)

14:35〜15:35

「AIの歴史・AIコンピュータ&チップの現在と今後」

講師:岩渕 真人 氏(株式会社スキマッチング 代表取締役)

1.AI技術の歴史とコンピュータアーキテクチャ
1.1 AI第1次ブーム:デジタルコンピュータのAIの始まり
1.2 AI第2次ブーム:ノイマン型コンピュータの発展とムーアの法則、AI第2次ブームと失望
1.3 AI第3次ブーム:ディープラーニングのブレークスルー、GPUの登場
1.4 AI第3.5次ブーム:TransformerからChatGPTへAIの大衆化、ホストムーア時代への突入

2.AIとチップアーキテクチャー
2.1 Transformerと従来型のニューラルネットワーク(MLP,CNN,RNN)はどのように違うのか?
2.2 今後期待されるニューラルネットワークのアーキテクチャとその将来性は?
2.3 CPUとGPU、TPU/NPUの違いは?
2.4 ノイマン型と非ノイマン型の違いは?
2.5 ポスト・ムーアの時代のコンピュータ・アーキテクチャは?
2.6 AIデータセンタは従来のデータセンタとどう違うのか?また将来像は?
2.7 新しいAIチップの流れは?
2.8 AIチップと脳型コンピュータの違いは?

3.今後の展望
3.1 これから起こること、新しいAI・半導体の流れについて
3.2 日本の戦略について
3.3 質疑応答

15:35〜15:50

休憩

15:50〜16:50

AI用半導体の応用とそのシステム」

講師:吉川 隆英 氏(富士通株式会社 コンピュータ研究所 リサーチディレクター

1. AIが処理すべきデータ量の増大トレンド
2. AI処理の特性(Transformerの計算の性質)
3. AI処理システムの巨大化
GPUクラスタ、富岳LLMの紹介
4. さらなるデータ量増大への対応
GPUの進化トレンドと限界、非ノイマン型AIアクセラレータの紹介

【講師紹介】

第一部:河崎 俊平 氏(一般社団法人日本RISC-V協会 代表理事)

第二部:岩渕 真人 氏(株式会社スキマッチング 代表取締役)

第三部:吉川 隆英 氏(富士通株式会社 コンピュータ研究所 リサーチディレクター

吉川隆英 富士通株式会社/リサーチディレクター

2002年3月東京大学工学系研究科情報工学専攻博士課程修了、博士(工学)。同年4月株式会社富士通研究所入社。
Java JITコンパイラに関わる研究及びスーパーコンピュータ「京」並びに「富岳」の開発に従事し、現在、 富士通株式会社コンピューティング研究所でAIや科学技術計算を加速する最先端コンピュータシステムに関わる研究に携わる。
IEEE, 情報処理学会のシニア会員、ACM, 電子情報通信学会会員。

開催日時

2025年2月7日(金)13:00〜17:00

開催場所

【会場】連合会館(新御茶ノ水駅 より徒歩0分)
【オンライン】zoom

定員

会場 :30名
オンライン:200名

受講料

個人参加(会場/オンライン):30,800円(税込み)
5名までのグループ参加(オンラインのみ):63,800円(税込み)

◇お申込後、弊社より請求書をお送りいたします。御社の支払いサイクルに沿う形でお支払いをお願い致します。

◇開催7日前以降のキャンセルはお受けいたしかねますのでご了承ください。
(申し込まれた方がご都合の悪い場合は、代理の方がご出席ください)