米Lam Rearch社は2021年4月21日、2021年度第3四半期(2021年1月〜3月)業績を発表した。同期売上高は38億4,700万米ドルで、前年度同期比53.7%増、前期比では11.3%増となった。営業利益は11億9,500万米ドルで、前年度同期比72.2%増、前期比18.4%増。純利益は10億7,100万米ドルで、前年度同期比86.4%増、前期比23.2%増となった。

主力製品であるエッチング装置の最先端ライン向け需要が拡大し、大幅な増収増益となった。
売上高のうち、システム(製品)売上高は25億4,500万米ドルで、前年度同期比54.5%増、前期比10.3%増となった。カスタムサポート/その他の売上高は13億200万米ドルで、前年度同期比52.1%増、前期比13.4%増となった。
売上高の地域別構成比率は、中国32%、韓国31%、台湾14%、日本7%、東南アジア7%、米国65%、欧州4%となっている。韓国がメモリ不況からの回復により、前年比から8%増、台湾が金額としては前年と大差無いものの、他の地域が売上を伸ばしたことから7%減となった。
2021年度第4四半期(2021年4月〜6月)売上高は40億±2億5,000万米ドルを計画している。