SCREENホールディングス(SCREEN HD)社は2020年10月28日、2020年度上期(2020年4月〜9月)業績を発表した。
半導体製造装置事業の上期業績は売上高が前年度同期比0.5%増の1,074億4,600万円、営業利益は同34.0%増の87億4,200万円となった。前年同期比でロジック、メモリ向けは低下したが、ファンドリ向けが増加し、前年度比横這いの売上水準を維持した。利益面では、採算性の改善や固定費の抑制などにより大幅な増益となった。
ディスプレイ製造装置および成膜装置事業は、OLED用中小型パネル用製造装置の売上げは増加したが、大型パネル用装置の売上減少により、同事業全体では、売上高が同1.6%減の126億3,700万円となった。この売上減少に連動して、営業損益も10億5,600万円の損失となった。
2020年度通期の売上高見通しは、半導体製造装置事業が2,315億円、ディスプレイ製造装置および成膜装置が345億円を見込んでいる。