GNC letter
GNCレター
日本電信電話株式会社(以下NTT)と、日本電気株式会社(以下NEC)は、6月25日に、革新的光・無線技術を活用したICT製品の共同研究開発及び、グローバル展開を目的とした資本業務提携に合意したことを発表した。 今後はNTTが第三者割当増資を引き受けることで、NECに4.8%を出資する。
今後両社は、「O-RAN(オープンな無線アクセスネットワーク)をはじめとするオープンアーキテクチャの普及促進」と「IOWN(Innovative Optical and Wireless Network、ネットワークから端末まで情報処理に光技術を使う)構想の実現」に向けて、早期に共同の研究開発体制を立ち上げることで、今後のグローバル競争力を向上させていく方針だという。
NECの5G関連基地局のシェアは約0.8%とされており、現在の国際競争力は厳しい。 今後、両社はBeyond 5G時代を見据えて開発を進め、将来的にはグローバルシェア20%を狙っていくとしている。
現在、NTTは「IOWN Global Forum」では、ソニーと連携し、日本の製造業のトップであるトヨタ自動車とは「スマートシティプラットフォーム」を中心に業務資本提携を行っている。
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