日立化成は、昭和電工に9,600億円で買収され、子会社化された事に伴い、6月19日付で東証1部から上場廃止となった。最終的な株価は、昭和電工が買収する報道が出てから約1年2ヶ月で2000円以上も値を上げた。

また、今後は10月1日より社名を「昭和電工マテリアルズ」へと変更することを発表した。

日立化成は1962年に日立製作所から分離、独立して今日に至るが、日立グループの戦略見直しや親子上場の対策を受けて、昭和電工が買収に動いた。買収額は昭和電工の2019年度の連結売上高 9,065億円を上回っており、注目をされている。