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GNCレター
米AMDは2026年2月3日、2025年第4四半期及び通期の決算を発表した。第4四半期の売上高は前期比11%増、前年同期比34%増の102億7,000万ドル、純利益は前期比22%増、前年同期比213%増の15億1,100万ドルとなり、四半期ベースで過去最高を更新した。また、通期での売上高は前年比34%増の346億3,000万ドル、営業利益は同164%増の43億3,500万ドルと通期でも過去最高を更新し、大きく躍進を遂げた。
セグメント別の第4四半期の売上高は、データセンター部門が前期比24%増、前年同期比39%増の53億8,000万ドル、クライアント・ゲーミング部門は前期比3%減、前年同期比37%増の39億4,000万ドル、組み込み部門は前期比11%増、前年同期比3%増の9億5,000万ドルとなった。また、通期の売上高はデータセンター部門が前年比32%増の166億3,500万ドル、クライアント・ゲーミング部門は同51%増の145億5,000万ドル、組み込み部門は同3%減の34億5,400万ドルとなった。生成AIの急速な普及によるデータセンターの拡大に伴い、「AMD EPYC」CPUと「AMD Instinct」GPUの需要が拡大したこと、またAI PC及びゲーミングPCの需要が増加と性能が評価されたことによる採用の拡大により、「Ryzen」CPUと「Radeon」GPUの需要が拡大したことが同社の業績を牽引した。
同社の会長兼CEOのLisa Su氏は「高性能およびAIプラットフォームに対する幅広い需要と、確かな実行力によって、売上と利益の両面で過去最高を達成した」と説明、「2026年に向けて、EPYCおよびRyzenの高性能CPUの採用加速と、データセンターAI事業の急速な拡大により、当社の事業全体が強い勢いを持って進んでいる」と述べた。
同社は2026年第1四半期の業績予想についても発表。2025年第4四半期及び通期に過去最高の業績を達成したにも関わらず、売上高は98億ドル±3億ドルと控えめな予想となった。2025年第4四半期には「Instinct MI308」の中国向け売上は約3.9億ドルと大きかったが、米国の輸出規制拡大の影響により、今後の売上が不透明となることが要因になっているとみられる。
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