Seminar
セミナー
光集積回路は、電子による接続よりも高い処理速度、広い帯域幅、高いエネルギー効率を持つことから、日本政府も2030年以降の半導体産業におけるゲームチェンジのためのテクノロジーと重要視しており、今後研究開発に向けた支援を加速していく予定です。
シリコンフォトニクスは、光集積回路の弱点とされる高コストや、シリコンICとの一体化が困難であるといった短所を、半導体(シリコンCMOS集積回路の製造インフラ)の技術を用いて製造することで補う技術で、今後は本格的な市場が形成される見込みです。例えば、クラウドをスケールアウトさせることに歩調を合わせて、これを支えるネットワークにシリコンフォトニクスを応用し、複雑かつ大規模な光集積化を達成することの重要性が高まっています。 今回のセミナーは2020年12月に開催されたセミナーの第2段となります。昨年に引き続き、慶應義塾大学教授の平 洋一氏、グローバルファウンドリーズジャパンの上田 真氏を講師に迎え、今後のフォトニクスデバイスのロードマップと技術を詳しく解説頂きます。
1988年〜 日本IBM(株)半導体研究所(野洲)にてビルドアップ基板とフリップチップの開発に携わる。 2003年〜 IBM Distinguished Engineer (技術理事) 2011年〜 STATSChipPAC Ltdに所属。2013年より同日本法人代表に。 2016年1月〜株式会社 SBRテクノロジー 設立
京都大学卒業後、東京大学大学院修了し理学博士に。電気通信大学助教授、IBMワトソン研究所、日本IBM東京基礎研究所、慶應義塾大学においてレーザー物理、液晶ディスプレイ、システム実装技術、光インターコネクトの研究開発に従事し、現在に至る。Chair,IEEE EPS Japan Chapter,エレクトロニクス実装学会光回路実装技術委員長も歴任。
1985年 京都大学工学部修士卒業後に日本IBM入社。 2015年グローバルファウンドリーズジャパン入社。
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