Home GNC Letter(配信ニュース)一覧 ニコン、蘭ASML社と独Carl Zeiss社を特許侵害で提訴

ニコン、蘭ASML社と独Carl Zeiss社を特許侵害で提訴

●ニコンは4月24日、蘭ASML社(以下ASML)と独Carl Zeiss社(以下Zeiss)がニコンの特許を侵害しているとし、オランダ、ドイツ及び日本における訴訟手続き開始を発表した。
  
●ASMLはArF液浸露光装置を製造販売しており、ZeissはASMLに光学部品を提供している。この液浸露光装置において、ニコンは同社の特許技術の無断使用を主張している。 
  
●現在ArF液浸露光装置を製造しているのはASMLとニコンの2社だけであり、2016年においてはASMLが9割超のシェアを誇っている(GNC推定・「世界半導体製造装置・試験/検査装置市場年鑑2017」より)。
  
●ニコンがASMLを提訴したのは、これが初めてではない。ニコンは2001年に、ステッパーとスキャナの特許侵害を理由にASMLを提訴しており、2004年にASML・Zeissと和解に至り、クロスライセンス契約を締結している。この内一部の特許は、2009年12月31日までの期間限定ライセンスとなっていた。
  
●このライセンス契約において同3社は、2010年1月1日から2014年12月31日までの5年間を、お互いに特許訴訟を行わない不争期間とすることで合意した。ニコンによると、ASMLは不争期間を利用し特許を侵害した製品を製造、販売していたという。不争期間中に行われた特許侵害行為についても、ニコンは、ASMLとZeissに対して損害賠償を請求することがクロスライセンス契約により可能となっている。
  
●ニコンは2009年末に期間限定ライセンスが終了した後も、新たなライセンス契約についてASML・Zeissとの締結を試みたが、合意に至らなかったという。
  
   
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最終更新 2017年 5月 01日(月曜日) 09:07